「かびが家屋の壁に広がっているならば、祭司は命じて、かびが生じている部分の石材を抜き取り、町の外にある汚れた場所に捨てさせ、…」(レビ14:39~40)
先週は、牧師館の給湯器の電源が消え、片方の壁のコンセントの電源が入らないということで、慌ただしく不便な時を過ごしました。教会の修理や営繕に関して自分の手でできるものは積極的に直してきたわけですが、電気関係、特に見えない配線などにはまったくの素人なので、業者の方に来てもらいました。電気プロの方は、早速ブレーカーや給湯器、コンセントなどを一目見てから、10分くらい経ったでしょうか。“直りましたよ!”という声が聞こえてきました。あまりにも簡単に“直った”という声を聞いたので、驚きながら彼の説明に耳を傾けました。“実は、ブレーカーのうち、一階のコンセントに電気を供給する部分がサビっていて、電気が流れなくなりました。”…早速サビ(錆)がついた部分を取り除き、つなぎ部分の部品を交換することで修理を終えました。実は、「もしかして大工事になるのでは?」という不安もありましたが、あまりにも簡単に修理が終わったので、神に感謝の讃美をささげました。ハレルヤ!
その後、心の中に示された御心がありました。あなたがたは神様との関係において、「神の命と力が流れなくしてしまってはないのか、あなたの生活や心の見えないところが、サビってしまってないのか?」ということでした。外からは見えず、特に問題がないように見えても、実際、主イエスとの親しい関係を妨げ、主からの命と恵みの流れを切らせてしまったサビ(罪)はついてないでしょうか。興味深いことに、今月のリビングライフには建物に生じた「カビ」についてツァラアト(汚れた部分)と表現し、カビで汚れているものを取り除くことを命じています。サビは金属に生じるカビと言えましょう。目に見えない少しのサビが電気の流れを防ぎ、間違ったら火事になり家全体を滅ぼす恐れがあることを覚えつつ、常にイエス・キリストの十字架の血潮に心と魂のサビを取り除いていただき、命と恵みを流していただきましょう。
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