2019年11月12日火曜日

2019.10.6 牧師室便り

~路傍伝道の恵みと力~
 「あなたのパンを水に浮かべて流すがよい。月日がたってから、それを見いだすだろう。」(コヘレト11:1 先週は3人の兄弟が富山駅での路傍伝道に出かけました。最近、いろいろと忙しいこともあって、少人数だけが路傍伝道に参加しました。富山駅に車を駐車してから、祈りを合わせ、聖書を配るために分かれます。数年前からの小泉町教会の路傍伝道は一般的な路傍伝道とは少し変わったやり方で行っています。長時間をかけて、また持っていた聖書やチラシを全部配るまで行っていたことから、各自5冊の聖書を15分という時間を決めて配るようにしています。その理由は、伝道することを負担に思わないで楽しさを味わってもらうためでした。そんな中、全員が配り終え、喜びと達成感に満ちて帰ってくる時もあれば、時には通りすがりの方々に受け取ってもらえず、多くの聖書を残したまま寂しく教会に戻る時もあります。しかし、参加される神の家族が、主イエスも人々から拒まれたことを心に刻みつつ、神の愛を知らない人々に良い知らせ(Good news)を伝えることを喜び楽しんでもらいたいと願います。 先週も全部配ることができず、少し残したまま帰ってきて休んでいた時でした。“ピンポン~”教会の玄関のベルが鳴りました。“すみません。この聖書この教会のものでしょうか。”と、ある青年が教会を訪ねたのです。その青年の話によると、富山駅のあるところに聖書と教会案内が落ちていたので、ちょうどお宅がの小泉町教会の近くだったので、届けにきたということでした。そして最後に語った彼の言葉は、“小泉町教会を通る度に、いつも賑やかで熱心に動いている姿を覚えている“ということでした。その青年の優しさと心配りに感動し、感謝を表してから彼に聖書をプレゼントし、ぜひ教会の礼拝や諸集会に来てほしいという言葉をかけて見送りました。その時心に響く思いがありました。 ”あ、誰かが私たちの姿を見ている。また聖書を配ることは無駄ではなく、必ず届けられている。“と。…神の家族の皆さんが、ぜひ教会生活を楽しみ、信仰する喜びを忘れないように、また聖書は必ず人の手に届けられ働いてくれることを信じ、熱心に配り続けたいですね。シャローム!
 

 
 

 
 


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