2019年9月20日金曜日

2019.9.8 牧師室便り

~日々の歩みにアンダーラインを引く~

「異教徒の間で立派に生活しなさい。そうすれば、彼らはあなたがたを悪人呼ばわりしてはいても、あなたがたの立派な行いをよく見て、訪れの日に神をあがめるようになります。」(Ⅰペトロの手紙2:12

今年の夏も大変な暑さでしたね。神の家族のお一人お一人が御手の中で守られたことを心から感謝します。   いろいろと忙しい時を過ごされたでしょう。夏の疲れのゆえに体の体調を整えることの難しさを覚える方々もいるかもしれません。ぜひ、霊肉ともに恵まれつつ、新しい季節を感謝を持って過ごしていきましょう。

秋を迎え、創造者なる神を父としている私たちが、御言葉を深く黙想する中で御心を知り、豊かな信仰と愛の実をもって生きた礼拝の座に進んで参りたいですね。しかし、99%以上の神を知らない日本社会で生きた礼拝者として歩むということは大変難しいことです。その中でも、周りの人々に伝道しようとすることはなおさらのことです。いつ主イエスが来られてもおかしくないと思われる世界情勢の中、終末を生きるキリスト者としてのビジョンどころか、かえって現実の忙しさに覆われ小さくなっている現状ではないでしょうか。

聖書は私たちに、「あなたがたは立派に生活しなさい」と勧めます。「立派に生活する」、「立派」という言葉を見るだけで心が縮みませんか。神の前で誰が立派だと言える人がいるでしょうか。ただし、「立派」という言葉に捕われず、皆さんが日々黙想している聖書の御言葉を小さなことから生きて見ようとする思いから出発するのです。すなわち、私たちが聖書の御言葉を黙想する時、気に入る聖書の御言葉にアンダーラインを引くように、私たちの日々の歩みにアンダーラインを引くことを心がけたいですね。とりわけ読書の秋と言われるこの季節に、御言葉にアンダーラインを引きながら、日々の歩みにもアンダーラインを引く神に喜ばれる神の家族でありますように…。シャローム!

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