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スマートフォンからの解放 ~
「・・・しかし、地震の中にも主はおられなかった。地震の後に火が起こった。しかし、火の中にも主はおられなかった。火の後に、静かにささやく声が聞こえた。」(列王記上19:11~12)
混沌としている世界情勢です。あまりにも目まぐるしく変化する中で、朝、目を覚める時から緊張感に包まれている近頃です。とりわけ現代社会はスマートフォン社会と言えるほど、毎朝、目を覚ましてすぐスマートフォンを手にしLineを確認する、Youtubeを見る、インターネットから新しいニュースや情報を確認するなど、スマートフォンの虜になったような人が多いのではないでしょうか。先日、日本人の年代別スマートフォンの一使用時間をまとめた図を調べたところ、日本人のスマートフォン利用者数が7,000万人、10代から50代までのほとんどの人が、一日当たり、一人が3時間以上スマートフォンを使っているという結果が出ていましたね。そして使用時間はだんだんと長くなりつつある状況です。何よりも恐ろしいことは、幼い子どもたちが手からスマートフォンを話さないことではないでしょうか。
神の家族の皆さんはいかがでしょうか。スマートフォンのお陰で、簡単に情報を得ることができ、すぐ連絡が取れる、また体を動かさなくても必要としていたものが手に入る・・・。少しでも余裕があれば、すぐスマートフォンを手にし、何かを始める。そのように現代人の暇つぶしにスマートフォン以上のものはないでしょう。しかし、いつの間にか、私たちの感情と時間、生活そのものをスマートフォンに捕われているような気がしてなりません。昔から、科学の発達により生活の余裕と豊かさが与えられるだろうと言われていましたが、実際、科学の発達がもたらしたのは、人々の生活をますます忙しくさせ、人間関係を妨げ、静まって神と交わる時を失わせたのではないでしょうか。
ぜひ、一週間のうち、一日はスマートフォンから離れ大自然に出かけましょう。また、愛する人とスマートフォンなしで目と目を合わせてじっくりと話し合いましょう。そして、神の前に近づき静かな交わりの時をもとうではありませんか。
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