「わたしは目覚めて、見回した。それはわたしにとって、楽しい眠りであった。」(エレミヤ31:26)
帰国中、毎日厳しい暑さで眠れない日が続いていました。とりわけ日本と韓国との間に繰り広げられる悲しい争いを目の当たりにしながら、これからの両国の歩みのために執り成していたある時、エレミヤの言葉に目がとまりました。
涙の預言者、祖国のイスラエルの滅びを預言していたエレミヤがある日、希望に溢れる夢を見ました。その夢はとても甘く楽しい夢でした。・・・不思議です。夢を見ている人は現実の苦しみがいかに厳しくても、希望のゆえに楽しむことができるのです。その夢が一瞬で終わっても、神から与えられた希望と約束のゆえに、現実の苦しみを乗り越えることができるのです。・・・預言者に召されてからのエレミヤの生涯は苦難の連続でした。嘆きと涙を除くと彼の歩みを説明することができないほどの日々でした。そんな彼を勇気づけ、生きる力を与えたのが神からの夢を見る時でした。
あなたはどんな夢を見ていますか。その夢は神が見せてくださったものでしょうか、自分自身の欲望の現れでしょうか。皆さんは、日々の生活が忙しく夢見ることもできないと思われていませんか。ぜひ、神からの夢を求めましょう。エレミヤが愛する祖国イスラエルの滅びを伝えながらも、その滅びの向こう側にある神からの希望なる夢を求めましょう。
将来への不確かさに包まれている日本の国のために神からの夢を見る人が求められる今です。人間の欲望からの偽りの夢ではなく、日本の民が救われるリバイバルの楽しい夢を求めたい・・・。
小泉町教会の群れにおいても、日々神の御言葉を黙想し、神と交わる中で、夢見る人が一人二人と増えていき、楽しく夢を明かしてくれる人が与えられますように・・・。神の家族お一人お一人の家庭においても、職場においても、神からの夢を見る人として生きていただきたいですね。シャローム!
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