2019年7月3日水曜日

2019.6.30 小さな泉の恵み


子どもの頃、家に背の大きな外国人が来ました。イギリス人のご夫妻です。私と弟にイギリスのお土産をくれました。ご夫妻は日本に宣教に来られていて、私の父と母がお世話になったこともあり、その子供たちである私達のことをとてもかわいがってくれました。長い間、日本で伝道者として働かれ、高齢になって母国に帰られました。先に兄弟が召され、先日、姉妹が100歳で天に召されたとの連絡がありました。子どもの頃はお土産をくれる優しい外国人のおじさんとおばさんと写っていましたが、今にして思えば、日本人への愛にあふれ、伝道に邁進されていたご夫妻に感謝の思いで一杯です。この世のものに永遠はない、ただ神様だけが永遠なるお方である、というメッセージを子どもの頃に聞きましたが、まだ自分の中に残っています。

さて、私の仕事のため家族一同で富山に引っ越した時、どこの教会に集うか迷っていましたが、閔先生の愛あふれる言動に引き寄せられ、小泉町キリスト教会に集わさせていただきました。韓国から日本に来られ、日本人への愛にあふれ、伝道に邁進されている閔先生ご夫妻の姿が、あのイギリス人のご夫妻の姿と重なって見えたのかもしれません。

小泉町キリスト教会に集わさせていただいた期間は2年弱でしたが、閔先生ご夫妻をはじめ、教会員の皆様の愛に支えら、祝福された時を過ごさせていただきました。娘の乃亜は高校1年に、息子の結樹は中学1年になりました。時々富山のことを話すと、断片的ですが、覚えていることがあります。日本人のことを思い、国境を越えて来てくださっている方から蒔かれた種が、彼女、彼の中で神様が成長させてくださることを祈っています。また、時かなって皆様にお会いできることを楽しみにしています。
 
                                           E.N兄

          

0 件のコメント:

コメントを投稿