2019年7月3日水曜日

2019.6.30 本日の宣教


 「出会いから始まる」 (ヨハネ1:35—42)

 アンデレは洗礼者(バプテスマのヨハネ)ヨハネの弟子でした。アンデレは、先生であるヨハネが、イエスを見て”見よ世の罪を取り除く神の小羊”といったことばにより、イエスの弟子になった人です。イエスの所に一晩泊まってイエスの話しを聞いたのです。そして、自分で判断して、イエスがメシア、キリストだと確信したのです。私たち「バプテスト」は常に主体的に物事を考え、自分で決断します。もちろん他者の意見も聞きますが、「私の理解と決断」を大切にします。信仰は借り物では力にならないのです。アンデレは目立つ存在ではありませんでした。控えめな性格でした。しかし、彼の小さな行動はイエスの働きを大きく支えました。

1,アンデレはペテロの弟です。
イエスに出会って、イエスと語り合って、確信を持って、イエスを信じるものになりました。そして、アンデレは、まず第一に兄であるペテロにイエス様を伝えました。彼は証をした。彼は、メシアに出会った、と自分の感激を伝えた。アンデレは第一に、家族にイエス様を伝えた。家族のためにイエスを紹介することは一番の奉仕です

2、アンデレは一人の少年をイエスに紹介しました。ヨハネ6:89ー
このことが、このあとの5000人の供食の奇跡を導いている。アンデレは、現実を見て、それがいかなるものであっても、自分の判断を絶対化せず、その状況をそっくりそのままイエスにゆだねている。アンデレは、イエスに期待する。その期待が神のみわざを前進させる。

3、アンデレは、フィリポと共にイエスを訪ねる。ヨハネ12:22
フィリポは、ギリシア人がイエスに会いたいという願いを持ってやってきたとき、アンデレに相談した。そして、二人でイエスを訪ねた。アンデレは他の者たちから中立の仕事を期待されていた。何かをお願いしやすい人であった。そして、アンデレはギリシャ人をイエスに紹介した。アンデレは、「人をイエスに紹介する人」であった。

先日、福井大学病院で患者さんに付き添ってドクターと面接し、治療のことで話し合いをしました。そのとき、「メディエイター」という職種のスタッフが加わった。この方は、患者と医師の間に立ち、お互いに意思疎通がうまくいくように助ける働きをされていました。イエスはメディエイターです。神と人間の中保者としてとりなす方です。アンデレもメディエイターです。彼の喜びは、誰かがイエスに出会って、幸いを得ること。

  まず。あなたの「第一は何?」と問われている。出会いの喜びを分かち合おう。私たちは毎日沢山の出会いを頂いている。多くの人は、偶然のこととしてとらえ、すぐ忘れてlしまうことがある。出会いは神の賜物で、神は出会いを通して働かれる。
                                        田口昭典

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