「あなたは、この民のために祈ってはならない。彼らのために嘆きと祈りの声をあげてはならな
い。災いのゆえに、彼らがわたしを呼び求めてもわたしは聞き入れない。」(エレミヤ11:14)
先日、川崎で起きた殺傷事件で日本中が衝撃と痛みに包まれていました。あっという間という、一分足らずの時間に多くの子どもたちを傷つけ、犯人自らも命を絶つという、どこに事件の原因があるのか、誰に罪の責任を問うべきかも分からなくなってしまったことに人々は戸惑いと空しさを感じたのではないでしょうか。
実は、私が来日した1995年10月から2年間、兄と共に生活していたのが、事件が起きた川崎市登戸でした。来日した時の無知と、24年前という時間的な限界もあったので、町の細かいところまでは覚えていません。しかし、事件のあったその日の夜、韓国の兄から電話がありました。“あの事件のあった場所は私たち兄弟がいつも通っていた街なんだ”という・・・。兄の声を聞きながら、2年間その町に住んでいたということで、何か自分もその事件に関わっているような気がしました。そして、命が軽んじられている日本社会を覚え、ただただ主の憐れみを祈るのみでした。
振り返って見ると、大阪でも、下関でも、渋谷でも、今回のような衝撃的な事件は起きていました。その度毎にマスコミや日本中が騒ぎましたが、しばらく時間が経つとすぐ忘れてしまうということの繰り返しでした。おそらく、自分の身の周りで起きてないためでしょう。あまりにも簡単に忘れてしまう日本社会です。
今月のリビングライフのテキストはエレミヤ書です。エレミヤは南ユダ王国の滅びを涙の叫びと共に執り成し続けていた預言者です。やがて、エレミヤに命じられたように、執り成しさえも禁じられる時が来る前に、わが家族、わが町、日本の国のために涙をもって執り成し、神の御心を伝える私たちでありますように…。命が軽んじられる今の時代、すべてを新しくされる聖霊の力をいただき、すべての人が救われるべき神の子どもであること、またイエス・キリストが命を捨ててまで救おうとされた尊い存在であることを伝えるため、執り成しつつ出かけて参りましょう。シャローム!
実は、私が来日した1995年10月から2年間、兄と共に生活していたのが、事件が起きた川崎市登戸でした。来日した時の無知と、24年前という時間的な限界もあったので、町の細かいところまでは覚えていません。しかし、事件のあったその日の夜、韓国の兄から電話がありました。“あの事件のあった場所は私たち兄弟がいつも通っていた街なんだ”という・・・。兄の声を聞きながら、2年間その町に住んでいたということで、何か自分もその事件に関わっているような気がしました。そして、命が軽んじられている日本社会を覚え、ただただ主の憐れみを祈るのみでした。
振り返って見ると、大阪でも、下関でも、渋谷でも、今回のような衝撃的な事件は起きていました。その度毎にマスコミや日本中が騒ぎましたが、しばらく時間が経つとすぐ忘れてしまうということの繰り返しでした。おそらく、自分の身の周りで起きてないためでしょう。あまりにも簡単に忘れてしまう日本社会です。
今月のリビングライフのテキストはエレミヤ書です。エレミヤは南ユダ王国の滅びを涙の叫びと共に執り成し続けていた預言者です。やがて、エレミヤに命じられたように、執り成しさえも禁じられる時が来る前に、わが家族、わが町、日本の国のために涙をもって執り成し、神の御心を伝える私たちでありますように…。命が軽んじられる今の時代、すべてを新しくされる聖霊の力をいただき、すべての人が救われるべき神の子どもであること、またイエス・キリストが命を捨ててまで救おうとされた尊い存在であることを伝えるため、執り成しつつ出かけて参りましょう。シャローム!
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