2019年4月1日月曜日

2019.3.31 牧師室便り

~ 最初の確信を最後まで~

 “わたしたちは、最初の確信を最後までしっかりと持ち続けるなら、キリストに連なる者となるのです。”(ヘブライ3:14

本日をもって2018年度の53週あった主日礼拝が終わることになります。そして次週からは2019年度の52週ある歩みが始まります。私たちの愛する神は新年度にどのような恵みを備えておられるでしょうか。期待しつつ、信仰の歩みを続けたいと願います。

また、43日は日本バプテスト連盟結成記念日です。1947年4月、E.B.ドージャー宣教師の呼びかけにより、日本基督教団から離脱した旧西部組合系の16教会が集い、福岡・西南学院教会で日本バプテスト連盟結成総会が持たれました。結成された連盟は、週報の右上にも記されているように、「全日本にキリストの光を」のスローガンを掲げ、まず県庁所在地に伝道所を開設し、その教会が拠点となって周辺都市に伝道を広げる開拓伝道に取り組むことに力を入れることになりました。その働きの実としてわが教会も誕生したのです。ハレルヤ!

さて、この時こそ、確認すべきことがあります。それは、私たちは神がくださる恵みを期待するだけでなく、神が私たちに期待しておられることを意識して歩むことです。神が期待される御心の一つが、「最初の確信を最後までしっかりと持ち続け、キリストに連なる者となること」であると思います。すなわち、一人のキリスト者と教会が信仰に入った最初の時に得た“福音の確信と信仰する感動”を心に抱き、喜びに満ち、成長していくこと、そして最初の純粋な信仰を最後まで持ち続けることを常に心がけることにあるのです。ところが、個人であれ、共同体であれ、しばらく時が経ち、様々な試練に見舞われると、燃えていた信仰はマンネリ化し、情熱は消え失せ、救いの感動は冷めてしまうということに問題があるのです。神の家族お一人お一人、わが教会の最初の信仰の確信と感動は今も変わっていませんか、また、日本バプテスト連盟に連なる諸教会が最初の確信とビジョンを最後まで貫くことを神は望んでおられることでしょう。・・・「しかし、あなたに言うべきことがある。あなたは初めのころの愛から離れてしまった。だから、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて初めのころの行いに立ち戻れ。」(黙示録2:4

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