2019年2月25日月曜日

2019.2.10 牧師室便り


~ 一人の魂を求めて ~

 「ある人が羊を百匹持っていて、その一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を山に残しておいて、迷い出た一匹を捜しに行かないだろうか。・・・そのように、これらの小さな者が一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない。」(マタイ18:1214

先週は牧会執事の姉妹と一緒に長らく教会から離れていた二人の神の家族を訪れました。一人の姉妹とは顔と顔を合わせることができました。しばらく来られてないためか、少しぎこちない雰囲気はありましたが、笑顔であいさつと近頃の短い会話を交わしました。そして車の中で姉妹とご家族のために執り成しの祈りをしてからお宅を離れました。また、もう一人の姉妹は不在でしたので、家の外で二人で祈ってから帰りにつきました。

ずっと牧師がやっていた訪問の働きを、信徒が加わることで、信徒同士の新たな出会いと信頼関係が生まれ、互いに具体的な執り成しができるようになります。これからも、主イエスの導きのもと、教会員同士の訪問やメール、電話などによる交わりと執り成しを通して、キリストの体なる教会は健康にされていき、神の家族の愛の交わりも豊かにされていくことでしょう。

主イエスは、失われた一人の魂をあきらめることはなさいません。たとえ、私たちは忘れてしまっていても、主は決して忘れられない。ぜひ、良い羊飼いなる主イエスの迷い出た一匹の羊への熱情と憐れみを黙想しつつ、主イエスの燃える愛に包まれ、主イエスの足となり、手となり、声となって出かけていきましょう。主が私たちの群れを喜ばれ、主の時にふさわしい実を結ばせてくださるでしょう。神の家族お一人お一人を誇りとし、主の愛で愛し祝福します。シャローム!

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