「弱さの中に現れる主の恵み」
先週の後半、二人の姉妹を訪問しました。
まず木曜日には、M姉のご自宅で家庭礼拝をささげました。今年に入ってから体調を崩され、吐き気や眠れない日々が続き、なかなか主日礼拝に集うことが難しくなっておられます。
そんな中で姉妹は、「礼拝に行きたいけれど、辛くて行けません」「早く元気になって礼拝に出席したい」と願い、「家庭礼拝を行ってほしい」と求められたのでした。…家庭礼拝の途中、姉妹は何度も吐き気に苦しみながらも、真剣に祈りと賛美を献げられました。苦しみの中にあっても真心から礼拝をささげる姿勢に、私も深く心を動かされました。
家庭礼拝で分かち合った御言葉は、「神はおくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みの霊を与えてくださった」(Ⅱテモテ1:7)でした。弱さと不安の中にあるM姉の信仰を主が励まし、聖霊の力と愛で癒してくださることを信じて祈りました。
翌日は、高岡の病院に入院しているY姉を訪ねました。体は以前よりも弱り、顔は先日転んだことで痣だらけで、姿勢を整えて座ることも難しい状態でしたが、牧師の訪問を心から喜び、祈祷会の皆さんからのハガキを嬉しそうに受け取ってくれました。
そして前回と同じように、「父の涙」を一節一節、間違えることなく歌い終えられました。その姿に、神様の臨在と深い喜びを感じました。
弱さは決して、神を礼拝することや、神に愛されることを妨げるものではありません。むしろ、弱さの中にこそ主は共におられ、その魂の礼拝を喜んで受け入れてくださるのです。
どうかM姉とY姉、そして神の家族お一人おひとりの日々が、主に喜ばれる礼拝と賛美に満たされますように。主の恵みと慰めが、すべての弱さの中にある神の家族の上に豊かに注がれますように。
シャローム。
0 件のコメント:
コメントを投稿