2025年5月15日木曜日

2025.4.27 本日の宣教

 『イエスがされたとおりに 』

                 ヨハネによる福音書13章15節

本日は、富山小泉町キリスト教会の2025年度定期総会の日です。昨年一年間の歩みを守り、助け、祝福してくださった神を心から賛美いたします。また、神の家族の信仰とご奉仕、そして支えに、心より感謝申し上げます。

昨年度は、元日に発生した能登地震により、教会の働きにも大きな変化がもたらされた一年でした。私たちは、「神が私たちの教会に何を望んでおられるのか」と問いかける中で、「今、試練の中にある人々に主の憐れみを届けなさい」という御心を示され、「主の憐れみを生きる教会」という標語のもと、主の御心に従って歩み続けた一年であったと言えるでしょう。

新たに始まった2025年度も、昨年度に続き「主の憐れみを生きる群れ」として、主の御心に従い、主のご計画を実践していく歩みを続けたいと思います。愛なる神は、小泉町教会の群れを、時にかなって最善の道へと導いてくださると信じています。そのためにも、神の御心を見失わず、人間的な思いや頑張りで先走ることのないよう、常に聖霊の助けを祈り求めながら、一歩一歩進んでいきたいものです。

本日与えられた御言葉は、主イエスが十字架にかけられる前の晩、最後の晩餐の席で弟子たちの足を洗われた後に語られた言葉です。「わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように と、模範を示したのである。(ヨハネ13:15)…“イエスがしたとおりに”…何度も読み慣れている御言葉ですが、今年の受難週を過ごす中で、私の心に格別に迫ってきました。

依然として、世界では地震などの自然災害が絶えず、戦争や紛争も続いています。さらに、物価の高騰や経済の悪化も予想される中、小泉町教会の財政や活動が壁にぶつかることもあるかもしれません。しかし、これまでと同じように、すべてをご存知の主は、思いもよらない奇跡や新しい御業を通して、私たちに祝福を注いでくださるはずです。すべてを新しくし、常に新しい道を開かれる神を信頼し、信仰の歩みを続けたいと願います。

何よりも、教会形成の中心である「礼拝」を第一としつつ、「祈り」「御言葉の学び」「交わり」「伝道」「慈善」という六つの柱をしっかりと立てることによって、2025年度がさらに強められ、祝福された一年となるよう願っています。

そして最後に、この一年間を通して、神の家族お一人おひとりが、その瞬間瞬間に「イエス様だったらどうされるか(WWJD)」と問いかけながら、「主イエスがされたとおりに」生きる中、神の栄光と愛、そして恵みをこの地に表すことができるよう共に信仰の手をつないで歩んでまいりましょう。

アーメン、ハレルヤ!


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