「 新しい御業を期待しましょう 」
夏の時期から教会の花壇を美しく飾ってくれたマリーゴールドが、いよいよその役目を終え、花壇から姿を消すことになりました。そして、新たに花壇には冬を越しながら花を咲かせるビオラやパンジーを植えることになります。その前に、花壇の土を整え、栄養を与える作業を行う予定です。今年は酒井夫妻からいろいろと知恵をいただきながら、花壇や牧師館の周りの畑を新たに整えることに取り組んでいます。
ちょうど同じ時期にチューリップとヒヤシンスの球根を土の中に深く植える作業も行います。冬の間、土の中でどのように成長しているのかを目にすることはできませんが、来年の春頃になると、厳しい冬を越した球根から新しい芽が出て、美しいチューリップとヒヤシンスの花を見ることを楽しみにしています。
私たち小泉町教会も同様に、季節ごとに与えられた務めを果たし終えながら、常に新しいことに取り組みます。時にはビオラのように、最初から美しい花を楽しむこともありますが、多くの場合は、何も見えません。しかし、私たちの神は、時にかなって新しいことを起こされます。時には、私たちが準備し計画していたことが美しく花を咲かせる時もあれば、何も見えず、ただ不安の中で、全てを神様に委ねるしかない時もあります。そのような時こそ、神の御業を期待し、信仰を持って進むしかありません。
今日からアドベントに入ります。アドベントは、暗闇の中に真の光としてお生まれになるイエス・キリストを待ち望む時です。何も見えない真っ暗闇であっても、信仰の目を持って過ごす時こそアドベントなのです。願わくは、アドベントの4週間、人知を超えた大いなる恵みを、神の家族お一人おひとりが味わいますように…。シャローム!
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