~ 夜明けと共に ~
受難週の一週間を恵みのうちに過ごされたでしょうか。先週一週間、神の家族が来られるのを待ちながら、まだ闇が残っている朝5時30分頃に教会の玄関のドアを開けました。夜明けと共に静けさに包まれている世界に向けて、救いのドアを開けるような不思議な気分を感じながら過ごした一週間でした。まさに主イエスの復活の夜明けを迎えお墓に向かっていた婦人たちの思いを少しばかり味わったような気がしましたね。
愛する主イエスが十字架にかけられ死なれた悲しみを抱えて、お墓に埋葬された主イエスの遺体に香油を塗ってあげたいという切なる願いをもって夜明けと共に墓まで駆けつけていたマグダラのマリアと婦人たち。彼女たちの姿こそ、復活の朝を迎える人に求められる姿勢ではないでしょうか。
一昨年召天した母は、毎年のイースター礼拝に出席する時には、必ず綺麗に備えていた白いチマチョゴリ(韓服)を着ていました。復活された主を心身共に聖さをもって礼拝したかったからでしょう。そして今は天の御国で喜びに満ちて主イエスと交わっている母の姿を描いています。
さて、小泉町教会に赴任して間もない時、早天祈祷会を始めようとしたことがあります。しかし、様々な事情があって続けられなかったことを覚えています。
2023年の受難週とイースター礼拝を迎えながら、一つの望みが湧いてきました。それは、公の早天礼拝は行いませんが、毎朝6時からどなたでもお時間のある神の家族がいつでも、主の宮に集い、静けさの中で祈り、主との深い交わりの時をもっていただきたいという望みです。
昔、曙を呼び覚まそうと歌っていたダビデのように、暗闇の世界を呼び覚ます復活の証人としての小泉町教会の神の家族を主が喜ばれることでしょう。シャローム!
0 件のコメント:
コメントを投稿