2023年2月19日日曜日

2023.2.19 牧師室便り

 ~ 育てることの難しさを学ぶ ~

昨年の暮れに、クリスマスの備えに買ったポインセチアが枯れていました。もともと一年草だと思っていたので、そのまま外に出してしまったのですが、インターネットで調べると、温度を10℃に保っていれば越冬すると書かれていましたね。毎年、新しいポインセチアを買って来ては、葉っぱが枯れてしまったら捨ててしまうということを繰り返していたので、何かもったいないような気もしました。

冬以外の季節には、荒木姉に野花で講壇を飾っていただきますが、冬から春にかけては野花もないため、花屋から観葉植物の鉢を買ってきて飾っています。先日は花がいっぱい咲いている「シンビジウム」の鉢を安価で購入しました。黄色い美しい花が礼拝堂を明るくしているのを見ると心から笑みがこぼれてきます。

ふと、「シンビジウムの育て方」が知りたくなり、インターネットやYoutubeを調べることになりましたが、野菜栽培の時と違って、季節ごとの管理、植え替え、株分けなど、やっぱりいろいろと知識と努力が必要であることに気づきましたね。何かを育てるということの難しさを、再三示された時でした。

私たちは人生を通して、絶えず育てなければならない状況に立たされます。その中でも、子どもを育てることが、最も難しいことでしょう。野菜や花、ペットなど育て方が定まっているものとは違い、人は一人一人の人格、性格、気質、体質などが全く個別的であり、一律に適用することはできません。

主イエスも弟子たちを育てる中で、なかなか成長しない弟子たちの姿をご覧になりながら、忍耐しておられたことを覚えます。

小泉町教会においても、子どもたちの信仰継承の問題、働き人の弟子訓練、伝道者養成などの課題を抱えています。ぜひ、育てることの難しさを覚えながら、主の助けと働き人の成長を切に祈りたいものです。シャローム!



0 件のコメント:

コメントを投稿