春は毎年必ずやってくる。これは自然の摂理である。私の住む所は立山のふもと標高は330メートル。下界とは違って春の来るのは遅いのである。でも風光明媚で、自然優かな村です。春の訪れが富山の市内よりおそく、積雪も多く、雪解けがおそく、後の始末も大変です。雪の下積になっていた枯れ葉や木の枝の折れたのを、きれいにかたづけの仕事等。 土の中でじっと冬眠していたアリ、地虫等が、土の中より這うように出て来ます。この季節には毎年同じような光景をみながら、自然って不思議なものだといつも思います。 小さな虫達は、春になると眠りからさめて春だと自然にわかるのかと私は裏庭の掃除をしながら、じっと虫たちを見つめました。 自然の淘汰の素晴らしい事。これも神様の教えだと信じております。私達は日常の生活の中であたり前だと思っている事。それが神ながめることのできるのは様の行なう力だと信じております。 我が家の庭には虫達がこころよい動きをしております。こんな光景を目にすると自然って偉大なものだと思い、小さな虫たちの働きをじっと見つめていました。 この光景をながめることができるのは私は野良仕事をいつも行っているからだと、感謝しております。 何か虫たちに話しかけたいような心。長い冬の間この虫たちも私のように春を待っていたのだと思います。 A.M. 姉 |
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