2020年1月13日月曜日

2019.12.29 牧師室便り

~ 光の子としてアーメンを生きる ~

「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。」(エフェソ58

聖書はキリスト者を光の子と呼びます。光こそキリスト者のアイデンティティーであるからです。しかし、キリスト者を取り囲む世界は暗闇なのが現実です。暗闇の世界は光の子たちを倒し暗闇に閉じ込めようとします。光と暗闇は一緒に存在することはできず、光の力が増す時に暗闇は力を失うからです。聖書の中に光と暗闇の戦いが頂点に達した時こそが、イエス・キリストの誕生物語とゴルゴタの丘の十字架と復活の時として記されています。その光と暗闇の熾烈な戦いはやがて主イエスが再び来られ、サタンと暗闇の世界を裁かれる時に終わりを告げることになるでしょう。

光の子であるキリスト者は、主イエスの再臨の日を待ち望みつつ、常に暗闇との緊張した戦いの中を生きる存在なのです。しかし、暗闇との戦いに、決して押しつぶされてはなりません。絶えず、主イエス・キリストの十字架の愛と光に自分自身の罪や弱さを引き出し、癒していただき、新しい人を身に着けることです。そして聖霊との親しい交わりと力強い助けにゆだねることです。

そして、光の子として生活の全領域に及んで、主イエスの光を照らし続けることです。暗闇の世界において光の子として歩むためには、「いつも、あらゆることにおいて」、主イエスに喜ばれることが何であるかを見分ける生活習慣を身につけることでしょう。すなわち、いつ、どんな場面に置かれても、「主イエスだったらどうされただろうか」と忘れず問いかけることであって、その時示される御心に「アーメン」と応答する必要があるのです。

一年の最後の主の日を迎える神の家族の皆さんは、「アーメンの生活」を実践していますか。主イエスのチャレンジに、まず、心からアーメンと答え、体をもってアーメンの生活を歩むことです。私たちが光の子であれば、口だけのアーメンにとどまってはならず、アーメンという応答を口から心へ、心から生活へと広げていく時、暗闇の中にいる人々を光の方へと導くことができるのです。
“神の家族の皆さん、2019年の一年間、祝福の源としての歩みに感謝します”

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