2025年7月26日土曜日

2025.7.20 牧師室便り

 「 新しいビザ申請を前にして 」

日本に来て、もう30年が経ちました。私の人生の半分以上を日本で過ごしていることになります。

最初に来た時は留学生ビザで、毎年更新しながら延長してきました。そして牧師としての仕事を始めてからは、3年ごとの就労ビザを取得してきました。その間に永住権を取ろうと思ったこともありましたが、今の3年ごとのビザでも特に不便を感じることがなかったため、そのまま更新を続けてきました。

しかし最近になって、3年ごとのビザ更新というよりも、神様に約束した「日本で骨を埋める」という思いを成就するために、永住権を取得しようと、新たなチャレンジを決意しました。

ところが、永住権を申請するための書類を調べてみたところ、以前に比べて、求められる資料の量が倍以上に増えていて、今の入国管理の厳しさに驚かされました。

それでも一つ一つ必要な書類を整え、準備を進めているところです。最近では、銀行口座一つ開設するにも、いろいろな制限があることに気づきました。

何もかもが複雑になり、厳しくなってきているように思います。科学文明が発達すれば、もっと便利で簡単になるはずなのに、実際はかえって複雑になっているようで、理解に苦しみます。

もし私たちが天の御国に入るときにも、同じような手続きが必要だとしたら、いったい誰が天国に入れるでしょうか。その書類を準備することの大変さのゆえに、多くの人が途中であきらめてしまうかもしれません。

しかし、どうか安心してください。2000年前から今まで、私たちの救いに必要な資格、また天国に入るための「書類」は、一度も変わっていません。イエス・キリストの十字架の贖いと復活の命を心から信じ、イエス・キリストを「わが主」「わが救い主」としてお迎えするならば、誰であっても、どんな人であっても救われ、

天国に入ることが許されているのです。シャローム。



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