2025年3月4日火曜日

2025.1.26 牧師室便り

 「主にある母、兄弟、家族」

先日、義理の母の葬儀を終え、無事に帰国することができました。

義理の母は優しく、愛に満ちた人で、一人娘である妻を自分の命以上に、そして二人の孫たちをも深く愛していました。また、教会と信徒を家族のように大切にし、自然や花、鳥を愛し、小さなことにも素直に感動することができる方でした。

突然の召天の知らせを受け、どうすればよいのかと慌てましたが、「早く妻を支え、愛する母を天に送った妻の隣にいてあげなければ」という思いが先立ち、急ぎ飛行機を手配しました。同時に、事情を5人の執事の皆さんに報告し、牧師不在時の礼拝をはじめすべてをお任せしました。

すると、島田兄がすぐに宣教奉仕を引き受けてくださり、他の執事の皆さんも快く協力してくださいました。「安心して行ってきてください。洪姉を支えてください」という温かい励ましの言葉にも心から感謝しています。普段は夏季休暇の際に、不在時の奉仕内容を細かく確認し、しっかりと段取りを整えてから出発しますが、今回は急な帰国となり、皆さんにとても大きなご負担をおかけしました。それにもかかわらず、温かい言葉と献身的な働きによって、どれほど力と慰めをいただいたことでしょうか。本当に感謝の思いでいっぱいです。

イエス様は、母マリアをはじめとする家族が訪ねて来たとき、こう言われました。「わたしの母とはだれか。わたしの兄弟とはだれか。…だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、わたしの兄弟、姉妹、また母である。」

私に対しても、肉親が天に帰った今、神はこう語られるのではないでしょうか。「あなたの母や兄弟とは、小泉町教会の神の群れであり、あなたの兄弟姉妹とは、そこで親しく交わりを持つ一人一人である。」…

愛する神が小泉町教会をどれほど喜んでおられるかを思うと、これからもイエス様に喜ばれる教会共同体を目指していきたいと願っています。シャローム!



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