「あなたの信仰を表しなさい 」
クリスマスシーズンを迎え、今年は小さな泉のカフェや市民クリスマスの担当教会としての役割、そして恒例のクリスマス諸行事の準備が重なり、例年より忙しさが増しています。そのような中、小泉町教会の宝物であるお年寄りの皆さんが体調を崩し、病の中で苦しい時を過ごされていることに心を痛めつつ、主の助けを祈りながら日々を過ごしています。
特に心を悩ませているのは、長年礼拝を最優先にして歩んできたA姉が、家族の反対により教会に来られない状況です。姉妹は、体調の優れない日が続き、外出もできなくなったため、ここ半年以上礼拝に出席できていません。教会が迎えに行くという申し出もご家族が拒まれ、A姉は寂しい思いの中で心身ともに衰弱している状況です。
一方で、重い病のT姉は家族から信仰の理解を得ており、特に礼拝を大切にしていることを家族が知っているため、積極的に「教会へ行ってきなさい」と背中を押されている日々です。特に先週、T姉が緊急入院された際も、ご家族が「教会の牧師が面会できるように」と病院に願い出てくださり、訪問が実現しました。面会では、T姉が笑顔で迎え入れ、感謝の祈りのひとときを共にすることができました。
信仰が家族に理解されることは日本社会では難しい課題です。実に、主イエスへの信仰や礼拝生活が家族の無理解によって途切れることほど悲しいことはありません。信仰を共有できる家族のいる人はいかに幸いなことでしょう。
このクリスマスの季節、暗闇に光として来られた主イエスを覚えつつ、皆さんの信仰を家族に伝えましょう。礼拝が皆さんにとって命であり、礼拝生活が生きがいであること、そして「私は神に愛され、天の御国への確信がある」という信仰を表しましょう。また、人生の最後にはキリスト教式の葬儀を希望していることを家族に伝えることも大切です。
愛する神の家族の皆さん、皆さんの証を通して神は確かに働いてくださいます。このクリスマスの季節に、信仰が家族や大切な人々への証となり、神の栄光がさらに豊かに現れることを心から願っています。シャローム!
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