~ 互いに重荷を担い合おう ~
「互いに重荷を担いなさい。そのようにしてこそ、キリストの律法を全うすることになるのです(ガラテヤ6:2)」
本日から2022年度が始まります。コロナパンデミックが始まって以来、私たちの生活様式をはじめ、何もかもが変わってしまいました。“もう2年以上続いているので慣れた”という人もいれば、まだまだスッキリしない思いでストレスを受けている人もいるでしょう。とりわけコロナパンデミックによる被害を直接受けている方々のことを思うと心が痛みます。
父なる神は2022年度の小泉町教会の歩みをどのように導かれるでしょうか。また私たちはどのような夢を抱き、どのようなチャレンジをすべきでしょうか。何より私たちの信仰の命とされる主日礼拝をどのように立て直していくかを祈りつつ取り組んでいくべきでしょう。そのためには牧師と執事、また信徒の皆さんの心を一つにすることです。
新年度を始めるに当たり、示された御言葉がガラテヤ6:2です。「互いに重荷を担いなさい」という御言葉です。非対面礼拝が続き、コロナ疲れが続く中で、礼拝に集うことができず、一人寂しく重荷を背負っている神の家族がいます。もちろん各自、それぞれが主イエスによって与えられた「自分の十字架」を背負って従うわけですが、キリストの体なる教会共同体においては、互いに担い合える重荷があることを覚えましょう。ある人は、「自分の十字架を背負うだけで精いっぱいです!」という人もいれば、「特別に重荷と言えるようなものはありません。」という人もいるでしょう。
しかし、「自分自身も重荷を負う人間であり、誤りを犯しやすく、助けを必要とする弱い存在であること」に目覚めることからキリストの教会の愛の交わりが始まることを覚えましょう。まず、牧師が、執事が、一人一人の信徒が弱さを認めつつ、与えられた働きに臨むことです。願わくは、主イエス・キリストが十字架を通して私たちの身代わりとなり罪と罰を担われたように、私たちも互いに重荷を担い合うことによって「キリストの律法を全う」する2022年度の小泉町教会の神の家族お一人お一人となりますように…。シャローム!