「 福音と救いの感動を再び!」
先週の水曜祈祷会では、ローマの信徒への手紙を黙想しました。先月まで読んでいたエゼキエル書は預言書特有の難しさもあり、正直なところ読みづらさを感じた方も多かったと思います。しかし今月からはローマの信徒への手紙に移り、少しは親しみやすくなるのではないでしょうか。
ローマ書は「聖書の中の聖書」とも呼ばれ、福音と救い、罪の現実、祈り、神の愛、そしてクリスチャン生活に必要な基礎が凝縮されています。アウグスティヌスはここを通して「神の光に照らされた」と証しし、ルターは「最も純粋な福音」と呼び、「日々暗唱して味わうべきだ」と語りました。さらにカール・バルトは「神の言葉の雷鳴」と表現し、この手紙が歴史を通して多くの人に回心と刷新をもたらしたことを示しています。
先週の分かち合いの中で、「この書が私たちに新しいチャレンジを与え、信仰を立て直す機会となればなんと素晴らしいだろう…」という思いが与えられました。牧師である私自身にとっても、信仰と神学をもう一度確かめ直すときにしたいと願っています。そして皆さんにとってもまた、新しい挑戦であり恵みの機会となることを期待しています。
そこで一つの提案があります。この期間だけでも、お時間の許される方々と共に、毎朝9時から一時間ほど御言葉を黙想し、祈るひとときを持ってみませんか。福音と救い、罪、神の愛、そしてこの世界をキリスト者としてどう生きるかなど、そのすべてを御言葉を通して再確認する時となることを願っています。皆さんのご参加を心からお待ちしています。シャローム。
0 件のコメント:
コメントを投稿