~種まきから学ぶこと~
先週は、真夏のような暑さと肌寒い日が交差する一週間でした。
春になってだいぶ暖かくなったと思い、用意してあったマリーゴールドの種や、いろいろな種を買ってきて畑に蒔きました。しかし、種を蒔いた後に寒さが続き、雨も降り続いたため、芽が出ることなく、そのまま消えてしまいました。
毎年、春になると放っておいてもすぐに成長していく花や草がある一方で、心を込めて手間をかけて育てようとしているものほど、なかなか芽を出す気配が見えない――本当に難しいものです。
神の教会も、同じなのではないでしょうか。
牧師や信徒が皆、力を注いで最善を尽くしても、なかなか身を結ぶことができないことがあります。また、一人の成熟した信仰者を育て上げようと尽力しても、すぐには成長が見られないこともあります。それでも、特別に力を注がなくても、うまく進んでいく出来事もあるのです。
本当に、キリストの共同体を形成していく中で、私たちが優先すべきものは何なのでしょうか。神のご計画は、どこにあるのでしょうか…。心が悩まされます。
それでも私は、再び種を蒔きます。また、成長の芽が出ることを期待します。そして、自分にできる最善の働きを、これからも注いでいきたいと思います。
まことに、聖書の御言葉は真実です。
「大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。(コリント一3:7)」という御言葉の通りです。
シャローム
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